最近、美容業界でもよく耳にするようになった「ビルドアップ」という言葉。
「聞いたことはあるけど、よく分からない…」
という方も多いのではないでしょうか?
ビルドアップとは?
ビルドアップとは、シャンプーやトリートメント、オイル、スタイリング剤などに含まれる成分がシャンプーでは落としきれず、髪に少しずつ蓄積してしまう「皮膜過多」状態のことです。
毎日きちんとシャンプーをしているつもりでも、
- シリコン
- カチオン界面活性剤
- ポリマー
- コーティング成分
- スタイリング剤の残留成分
などは、一度では落としきれず、少しずつ積み重なっていくことがあります。
まるでフライパンに焦げが少しずつ付いていくように、毎日の積み重ねで髪や頭皮にも”膜”ができてしまうのです。
ビルドアップすると何が起こる?
髪の表面がコーティングされることで、一見ツヤがあるように見えることもあります。
しかし、そのコーティングが何層にも重なると…
- 髪が重たくなる
- ボリュームが出にくい
- カラーやパーマの仕上がりが悪くなる
- トリートメントが浸透しにくい
- 髪がゴワつく
といった状態が起こることがあります。
さらに紫外線との関係です。
蓄積したコーティング成分に紫外線が当たることで酸化が進み、
髪そのものがダメージを受けやすくなることも分かってきています。
「守っているつもり」が、逆に髪へ負担をかけてしまう場合もあるのです。
実は頭皮でも同じことが起きています
ここでぜひ考えていただきたいことがあります。
髪に起こるなら、頭皮はどうでしょうか?
頭皮にも毎日、
- シャンプー
- トリートメント
- 洗い流さないトリートメント
- スタイリング剤
- 日焼け止めスプレー
など、さまざまなものが触れています。
それらが十分に落としきれず蓄積すると、毛穴や頭皮にも影響を与える可能性があります。
すると、
- 頭皮がベタつく
- 毛穴が詰まりやすくなる
- 炎症が起こりやすくなる
- 頭皮環境が乱れる
など、健康な髪が育ちにくい環境につながってしまうこともあります。
髪を育てたいなら「足す」より「整える」
薄毛や抜け毛が気になると、
「何か良い育毛剤はないかな?」
「もっと栄養を与えた方がいいかな?」
と考えがちです。
もちろん必要なケアは大切ですが、その前に見直していただきたいのが頭皮の環境です。
畑に例えるなら、土が固くなっている状態でいくら肥料をまいても、植物は元気に育ちません。
まずは土を整えること。
頭皮も同じです。
余分なものを取り除き、頭皮が本来の働きをできる環境を作ることが、髪育の第一歩になります。
TOIROでは今だけでなく、5年後10年後までの髪を考えています
キレイな髪を育てるためには、髪だけを見るのではなく、頭皮環境そのものを整えることが大切です。
「最近、髪のボリュームが減ってきた…」
「抜け毛が増えた気がする…」
ビルドアップが原因の一つになっている場合も少なくありません。
髪は毎日の積み重ねで変わります。
だからこそ、まずは”落とすこと・整えること”から始めていきましょう。

