白髪って抜くと増えるって本当？

と、お客様によく聞かれます。

結論から言いますと、抜くと増える訳ではないです。

白髪を抜くと毛根を傷つけてしまう

これが一番の白髪に直結する原因になります。

ただ、白髪は白髪になった原因によっては

その原因が改善する事によって黒く戻ることもあります。

でも、白髪を抜くと抜いた所の毛根が傷ついて

炎症を起こしたり、毛穴がゆがんで髪が縮れたりしてしまいます。

その事でメラノサイトに影響を及ぼし、

メラニンが生成されず白髪で生えてきてしまう

ということもあります。

そして何より、

それを続けると最悪の場合、新しい髪が生えてこなくなる可能性もあります。

実際に60代前半のお客様で、もみあげや顔周りに髪が所々ない方がいて話を聞いて見ると、

「白髪がでてきた４０代からピンセットで顔周りの白髪をずっと抜いていた」

とおっしゃっていました。

そのお客様は白髪染めもされていましたが、１ヶ月もしないうちにでてくる白髪が気になってしまいその度に抜いていたみたいです。

結果、気づいたら生えなくなってしまったみたいです。

毛根は増えることがありません。今、気になるからと言って白髪を抜いて毛根を傷めてしまったら、健康的に生える髪の量まで減ってしまいかねません。今後年を重ねていった時に「髪の毛が少ない」という別の悩みを抱えてしまうかも…。

白髪は染めるか、出先の時などは部分的にその日だけ用のマスカラやパウダータイプの白髪隠しなどで隠すか、どうしても気になってしまった場合は、

抜くのではなく根元でカットするようにしましょう。

お店のカラーでも、伸びてきた時に目だちづらい染め方など方法は色々あるので、

ぜひご相談下さい(^^)